損切りとはどういった意味でしょうか?それは損失を確定させてポジションを決済することです。
実はこの損切りをうまく出来るかどうかが、FXのトレードで生き残っていけるかどうかに関わってきます。
今回はそういった非常に大切な内容を、初心者の方にも分かるようにお伝えしていきます。
なぜFXでは損切りをするのか?
ではなぜFXで損切りをするのでしょうか?
正解は、資金を0にしないためです。
次のチャートをご覧ください。
これはドル円の週足ですが、最も安値のポイントが99円になります。
例えばこの時に売って逆行した場合、「いつか戻るだろう」という期待で損切りを設定しなかったとします。
するとどうなるかというと、現時点で151.9円まで上がっています。(勿論、これからまた上がる可能性もあります)
その差は約53円なんですが、レバレッジをかけていた場合は数百万の損失になっていると思いますし、もしかすると数千万の損失になっているかもしれません。
このように、チャートは時として一度流れが出ると元の値にしばらく戻らないことはよくあります。
損切りをしないことで一時的に利益を出せるかもしれませんが、1回ミスをしただけでそれまでの利益以上の損失を発生させてしまいます。
そのため、損切りは非常に大切です。
損切りは何を基準に決めるの?いつするの?
ではいつ損切りするのでしょうか?
むやみやたらと損切りをしていると、どんどん勝率も悪くなり、資金が増えません。
いわゆる損切り貧乏というやつですね。
ではいつ損切りをするのでしょうか?何を基準にすれば良いのでしょうか?
エントリー根拠が崩れた時に損切りをする
その答えは、エントリー根拠が崩れた時に損切りをしましょう。
例えば上昇トレンドが発生している時にエントリーをしたとして、いつ損切りをしますか?
答えは、上昇トレンドが崩れた時です。
この図のように、上昇トレンドが発生していたのでエントリーをしたが、高値と安値が切り下がり上昇トレンドが崩れた場合はエントリー根拠が崩れました。
その状態でポジションを保有していても、何の優位性もありません。
なのでポジションを決済(損切り)するのが正しい行動になります。
トレンドについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
参考記事:ダウ理論とは?
また、損切りは資金の1%に抑えるのが良いとされています。あまりに多い金額を損切りに設定するのは控えて、大きい損切りになりそうなエントリーはLotを落として損失額を限定するか、見送って別のエントリーポイントを探すようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
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